COOLPIX S600の思い出
物へのこだわりが強いたちなのだと思う。
気に入るものが見つからないなら、不便でも持たない、とか。
いったん気に入ったら、もっと機能的に優秀なものがあっても切り替えないとか。
(もちろん、適当に選んで買って、そんなに気に入っているわけじゃないけど
何だかずいぶん長いこと、身近にあるなぁと思う物もあるのだけれど)
そんな、過去の愛用品。
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https://www.nikon-image.com/products/compact/lineup/s600/
カラーは「アーバンブラック」。
車や携帯電話のように、気取った名前の設定だと思った覚えがある。
真っ黒、というわけでなく、チャコールがかっていて、硬質すぎない雰囲気がある。
他にあったのは、チタンシルバー、ピンクゴールド。
今見ても、どの色もヘアライン加工の外観が魅力的。
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残念ながら、故障してしまって、部品もないので修理ができないとのこと。
修理不能と言われて、使えない状態となっても、なんだか捨てるのが忍びなかった。
それくらい、この外観とか手触りを気に入っていたのだ。
当時としては、①コンパクト②起動が速い③接写ができる の3点ですごく優秀だった。
動画もそこそこ撮った。専用機には及ばないのだろうが、当時のガラケーよりは全然良くて。
大学のフィールド実習など、普段は中々できない経験をしたが、撮れるときはいつもこのS600で記録していた。
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2008年6月購入、おシャカになったのが、2015年の5月頃。
丸7年使い倒したのだから、元を取って余りある。
部屋を片付けるたびに、手放すべきだと思いつつ、手放せていない。
写真を撮って、いかに気に入っていたかを書けば、気持ちが昇華するかとも思ったが……。
改めて触ってみると、手の中に入る感じとか、カラーリングが秀逸だとか思えて、捨てられない気持ちになってしまった。どうしよう。